時間はかかるが、作り方はかなりいい加減でも失敗の無い一品。お子様と楽しみながら製作するのも良い。「一品持ちより」と言う時も、つまみにも おかずにもなる料理として重宝する。家庭で眠ってしまっている調味料や 風味の落ちてしまった紅茶 などを有効に活用するチャンスで、コスト面でも負担は少ない。
手順1:玉子を茹でる |
かた茹でのゆで玉子を作る。 きれいに仕上げたい人は薄皮を破らないように注意する。 薄皮が破れて殻と中身の間に水分が入るような茹で方をすると、単なる味付け茹でたまごに成ってしまう。 |
手順2:殻にヒビを入れる |
茹でたまごの殻にヒビを入れて行く。 全体的にヒビを入れないと良いもようが出来ない。 こだわりたい人はヒビの入れ方を工夫して、計画的な模様を付けて下さい。 薄皮を破らないように部分的に殻だけ外してやると模様が面白くなるよ。 |
手順3:出し汁を作る |
茹でたまごに味と色を付ける為に、しょうゆ、紅茶、香辛料等を入れた出し汁を作る。 色が良くなるものなら、紅茶、プーアル茶、はぶ草、ほうじ茶、紅花等何でも混ぜれば良い。 香りは香辛料の入れ方で調節、お好みで胡椒、生姜、ガラムマサラ、パプリカ、ターメリック、ガーリック、チリペッパー、Clavo、Cinnamon、Oregano なんでも良い。 味は色のことも考えて濃い口醤油と塩。 甘辛のお好みの人は水代わりに酒を使うのも手。 真っ黒で塩辛い水が出来れば大丈夫。 色が薄いと調理時間がかかる割りに上手く仕上がらない。 |
手順4:煮こむ |
出し汁に茹でたまごを入れて煮こむ。 煮続けるのも良いが、「沸騰して数分したら火を止めて、そのまま冷ます」事を繰り返しても良い。 余り気温の高くない時なら、夜 休む前に煮たてて、朝 起きてから煮たて、昼食後 あるいは 夕方帰宅してから また煮てやれば良い。 いたみ易い時期は あら熱を取ったら、煮汁ごと冷やしておく方が安全である。 玉子に出汁の材料が着くのがとっても気に成ると言う方は、出し汁を一度沸かして濾してから玉子を入れると良いですよ。 |
手順5:殻をむく |
色と味が充分に染み込んだ茹でたまごの殻をむく。 もしも、余りにも色が薄い場合は手順4を繰り返す。 たまご全体にヒビが入っていないとここでガッカリするほど白い。 写真の殻の色がおおよその目安ですが・・・ 色と味の見当がつかない時は1箇所 剥いて見れば良い。 まだ薄ようなら剥きかけのまま、出し汁に戻す! 部分的に出汁色の茹でたまごに成るだけで、何も問題はありません。 |
手順6:完成 |
きれいに殻が取れたら完成です。 たまご殻の欠片や 香辛料などが着いているようなら、手早くすすいで下さい。 後は夢と希望を与えるような盛り付けが出来れば大成功である。 |
手順7:盛り付け |
殻を取ってあるのだが、見かけが殻の模様に見えるように 収穫したての卵
を装うのがコツ。 野菜などで巣に見えるように作って、そこに盛るのも面白いです。 ただし、爬虫類系の生き物が苦手な方に 余りリアルな演出をすると嫌がられるかも知れません。要注意! 温かいうちでも、冷めてからでも 美味しく頂けます。 |
家に帰る | 案内板を見る | 引き返す | 旅を進める | 知らない人に付いて行く | 料理の先生に付いて行く | 助けを呼ぶ |